ジョリージャンパーとその特許を読む週末

ルフロに続き特許を読んでみた第二弾はベビー用品のジョリージャンパー。
前回のルフロの記事は以下
atz.hatenadiary.com


はあちゅうさんが紹介したこで最近話題になっていたので、我が家でも導入してみたが、、、
残念ながら我が子には、はまらなかったのかも、乗せてみてもすぐ泣き出してしまう。
どこもレンタルが在庫切れで、ちょっと高い買い物だったのに。

そんなジョリージャンパーですが、1910年頃カナダのOlivia Pooleが我が子の為にオムツで手作りしたことがきっかけ。
1959年に「BABY SUPPORTER AND EXERCISER」という名称で権利化されています。
www.ic.gc.ca


まずはその第一クレームは
伸びない素材のフロントパネルとバックパネル、
及びストレッチ素材のサイドパネルを含むウェストバンド、
フロントパネルとバックパネルとをつなぐクロッチバンド(股部分)、
フロントパネルとバックパネルから上に伸びるストラップ
スプレッダーと呼ばれるストラップを広げる部材、
上部に接続される弾性のあるサスペンダー
※一部省略

本文には実施形態としてチェーンで高さ調整することや、サスペンダーにバネを使うことなど記載されている。
当時からほとんど原型をとどめている。これは商品化された後、権利化されたためかと。
だけど一般的に商品化後は公知の技術として権利化できないのでは?と思うが、今と事情が違うのかも。
そのあたり専門家ではないのでわからない。

また一方で、当時はプラスチック製品が一般的ではないことも実施形態から読み取れた。
このあたりは今に至る中でマイナーチェンジされたとこと思う。

時代を超えて愛されるジョリージャンパーを一度試してみてはいかがでしょう(まずはレンタルがおすすめ)