チャンネルポンをスマートスピーカーで再現

有り余る自宅時間をスマートホーム化に勤しんでいた。
そんな中でチャンネルポンを我が家のスマートスピーカーで再現してみた。
環境としてはamazon echoとnature remoのみ。

Nature スマートリモコン Nature Remo Remo-1W2(2nd Generation)

Nature スマートリモコン Nature Remo Remo-1W2(2nd Generation)

  • 発売日: 2018/10/25
  • メディア: Tools & Hardware


チャンネルポンが何かってのは、テレビの電源オフの状態でリモコンのチャンネルボタンを押すと、そのチャンネルで電源が入るという機能。
sonyのテレビ には実装されているらしい。単純ながら便利な機能。
www.sony.jp

これをスマートスピーカーで再現しようとすると、例えば「アレクサ、日テレ」と言うと、電源オフ状態のテレビが電源オンになりチャンネルが日テレに替わる。

日テレを例に実現方法を説明すると、アレクサアプリで以下のようなルーティーンを作成した。

シュレディンガーの猫、②alexa発話「ー」、③日本テレビ
の3つのコマンドで構成されており、順に解説すると、

シュレディンガーの猫
シーンはnature remo で以下のように作成

ここでがテレビの電源を確実についた状態にしている。
"確実に"と言っているのはその時点でテレビの電源状態に関わらず、このコマンド後は電源オンの状態になる。
これの動作の背景として電源がオンになった直後はテレビがリモコン操作を受け付けない仕様を利用している。詳しくは下記のnatureの記事を参考に。
nature.global

これにより電源オンの状態でも、オフの状態でも確実にテレビが電源オンの状態になり、日テレがつく。
チャンネルポンとしては電源オフ状態での動作だが、スマートスピーカーで再現するにあたって電源オンオフそれぞれでルーティーンを作りたくなかったため、この仕様を盛り込んだ。

②alexa発話「ー」
待機時間として設定。体感で2秒程度?
発話と言いつつアレクサは何も言わないので、安心して欲しい。
【Alexa】定型アクションで無音のウェイトを入れる方法 | TeraDas

上述の通り、テレビの電源オン直後は入力を受け付けないため、入力を受け付けるまでの待機時間として設定。
alexaデフォルトの待機機能だと最短で5秒と長いため、使用しなかった。

2020/06/28追記
5s待機に変更した。
alexa発話「ー」だとより短いので次の③の動作までタイムラグが少なくて済む。
しかし、電源オフの状態からチャンネルポンを操作すると、テレビが寝起き?で次のチャンネル操作の信号を受け付けないことが判明。
5sはやや長くも感じられるが、これも慣れるしかない。


日本テレビ
テレビのチャンネルを4に替えるだけのシーン。

日テレ以外にも、NHKeテレ、フジレテビ、TBS一通り作ってみた。なぜかeテレを定型句にするとアレクサに「ビデオスキルがうんたら」と怒られてしまい、教育にしている。そのあたりの仕様が理解が不十分。
ちなみに消音ポンという機能もあるらしく、その名の通りリモコンの消音ボタンを押すと消音状態ででテレビの電源が入るというものでこちらも同様に再現可能。

以上