マイナポイントのメリットとデメリット

キャッシュレス化の流れに乗って、一通りのキャッシュレスアプリを入れてみたatzです。
最近はお店をAI-Creditで検索して、どのサービスが一番還元率が高いか調べてる、もはやゲーム感覚。

そんなキャッシュレスの還元サービスも来年6月末でもって、経済産業省による補助金制度「キャッシュレス・消費者還元事業(ポイント還元事業)」が終了する。
その後の消費活性化のために政府が打ち出したのがマイナポイント。
mynumbercard.point.soumu.go.jp

民間のキャッシュレス決済手段に、チャージする際に一人あたり最大5000円分プレミアム分が上乗せされるというもの。

こどもの多い家庭だとそれなりの還元額になるからと、これを機にマイナンバーカードを作る人も一定数いるだろう。
自分もそのうちの一人だったが、よくよく調べると考え直したほうが良いかも。
というのも還元額が最大5000円である一方で、マイナンバーカードの更新費用が1000円かかる。
正確にはカードの更新に対し800円、電子証明書の更新に対し200円が必要となる。
しかも20歳未満のこどもは5年毎に更新が必要なため、更新の手間も考えるとメリットが薄い。
実際自分がこどものカードを作っても、5000円/人だけもらって、
面倒くさくなって更新しないか、更新を忘れるかのどっちかだろう。


ある調査だと今回のマイナポイントによりカードのない人の4人に1人がカードを作ると回答しているらしい。
ちなみに現在の普及率は15%程度とのこと。
カードを作る手間を考えると納得のいく結果だし、実際この作ると回答した人の何人か作るのか。
政府の側も本気でマイナンバーカードを普及させる気があるのか疑問な制度に思える。
一時的なポイントよりも、制度としての利便性高めない限り普及しないだろう。
マイナンバー先進国デンマークの状況をネット等で知ると、早いとこ日本でも確定申告を自動でやってくれる時代が来てほしいことを切に願う。